吉野梅郷商店会は、秩父多摩甲斐国立公園の玄関口に位置し、古くから観梅目的に多くの来訪者を迎えてきた「梅の里」に立地する約30店舗が参加しています。
商店会を立ち上げた2008年の翌年2009年に、青梅市内でウメ輪紋ウイルスが発見され、感染拡大により「青梅市梅の公園」の梅樹が2014年に皆伐され、特産品の梅と観梅客の消失で、加盟店各店舗では大きな被害を受けています。吉野梅郷商店会では、第2のウイルス被害となったコロナパンデミックによる影響も乗り越えるため、「梅の里再生」を目指した取組を行っています。
吉野梅郷商店会では、「①吉川英治ゆかりの地であること」、「②梅関連製品の品質が高いこと」、「③ホスピタリティ」あふれる接客で交流できることを活かして「梅の里」の魅力をさらに高めていきます。
- 吉川英治ゆかりの地:わが国を代表する小説家・吉川英治が1944年に吉野梅郷に移り住み、9年間居住した場所に「青梅市吉川英治記念館」が整備されています。吉野梅郷には吉川英治ゆかりの地やエピソードが数多く残されています。
- 梅関連製品の品質の高さ:地域ブランドの「梅郷」や、「玉英」「白加賀」「持田白」「鶯宿」など多様な品種がこれまで生産され、品種の特性を活かした高品質の加工品を製造・販売してきました。
- ホスピタリティ:商店会加盟店は、地域愛が強い店主の顔が見える小規模店舗が多く、買物や飲食と同時に交流(おしゃべり)を楽しむことができます。
青梅吉野梅郷梅の里未来プロジェクト